A:草薙君のテレビ報道、チョットひどいんじゃあない?若者がストレス発散の為に酒飲み過ぎて、公園ですっ裸で騒いでいた。これがそれほどのニュースなのか。
B:同感。逮捕だ、家宅捜索だという警察の動きも怖い。軽犯罪法違反程度の微罪でしょう。
C:朝から晩まで、ニュースのトップで、繰り返し報道している。総務大臣まで登場して、こぶしを振り上げんばかりに怒ってみせる。大人気ないよ。
A:最近の、豚インフルエンザの報道も少々過剰だと思うが。
C:これは命に関ることだから許せる。
B:しかし、世界中で何人患者が出たとか、死者が何人とか。恐怖を煽っている。全国民に知らせるべきことと、国・公共団体・医療機関が備えるべきこととは区別しないと。マスコミ内部からも「もっと怖い伝染病もあるし、悲惨な死もあるだろう。騒ぎすぎだよ。」という冷静な反応が現れている。
A:このような、集中豪雨的な報道で、大切なニュースが隠されてしまうことを恐れる。『海兵隊グアム移転協定』や、『海賊法』がほとんど報道されないまま衆議院を通過し参議院にまわされた。
C:内容はほとんど知らないもの。国民の知る権利を保障する上でのマスコミの役割を何と心得る!と言いたい所だ。
B:北朝鮮のロケット打ち上げ報道も同じような姿勢だった。日本にミサイルが撃ち込まれるような恐怖報道だ。自衛隊も米軍と共に臨戦態勢のような騒ぎだった。もっとも、数年前の「東京にミサイルが撃ち込まれる」という報道に比べると、国民は覚めていたように感ずるが。
C:あの時も、拉致被害者が帰国してから毎日、長時間にわたって北朝鮮の悪口を言い続けていたね。だからミサイル攻撃を多くの人が信じたし、憲法を変えろという世論も高まったのだと思う。
B:北のロケット騒ぎは日米合同演習だったのではないか。有事において、米日両軍と自治体・マスコミも連携し対処するという。米軍の軍用衛星がミスを犯してチョットした騒ぎになったが、あれもシナリオ通りだったのかも知れない。
A:最近のテレビの報道姿勢が、有事法制と関係があるとなると、ますます怖い。電波は公共のものだ。マスコミの報道姿勢に厳しい目を向けていかないと大変なことになってしまう。
八ヶ岳登山を終え、
温泉でくつろいだときの会話です。
その後、グアム協定は
あっという間に成立してしまいました。
2009年5月マサ
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